大弛はマジやばいのか?/大弛峠から金峰山

大弛はマジやばいのか?/大弛峠から金峰山

去年、瑞牆山荘からピストンした金峰山へ大弛峠から歩いた。
大弛峠からは瑞牆山荘から歩いた場合の約半分のコースタイム。去年は大弛峠付近の路面が凍結しているということで瑞牆山荘から歩いたので、今年は逆方向から向かう。先月の仙丈ヶ岳では身体が思うように動かなかったため、リハビリを兼ねて大弛峠からの通称「ズル金」を選んだ。

「大弛はマジやばい」とは高校生の頃、バイクに乗る友だちが口を揃えていた記憶がある。あれから約40年経ち、初めて大弛峠に訪れた感想は「あの人たち、高校生なのにこんなに遠くに来てたの?バイクで?」だ。登山口へのアクセスについてはどのレポートを見ても「勝沼ICから遠い」とあったので心してはいたが、想像を超えて長い峠道だった。ただ、細いなりに待避所も多くすれ違いで苦労することはなく、三連休明けの平日ということもあって帰り道でたった2回。これなら長野側が舗装されずにダートのままというのも納得の交通量だ。
駐車場は午前8時着で空きが4台、長野側は空いていた。

登山道には危険箇所はなく、迷わないようにこまめにロープが張られていて安全。アップダウンもそれなりで、瑞牆山荘からの道程に比べると「もう終わり?」というほどあっけないが、山頂前の稜線が短くも緩やかで、険し目の逆側よりも穏やかな心で楽しめる。体力と眺望など条件のバランスが良いコースで年配の方が多く歩いのは納得だ。

金峰山

金峰山

金峰山

金峰山

金峰山

金峰山 五丈岩

金峰山

金峰山

金峰山

山頂付近では晴天にはならなかったが、ガスに包まれた五丈岩は映画のセットのようでこれはこれで見れたのはラッキー。時おり富士山まで見える晴れ間もあって、ゆっくりと昼ごはんとコーヒーで寛げた。コーヒーはこれまでドリップ器具を数種類試してきたけど、友だちから「浸漬法がいいのでは?」とアドバイスをもらって、今回は挽いた粉20gを不織布のお茶パックに詰めてお湯に5分浸してみた。粉の量と時間はまだまだ検証する必要はあるが、ドリップより片付けも楽なので次回も浸漬法にしようと思う。何しろキャンプではないので、軽くて準備と片付けに手間をかけなくないのだ。

下山後、汗を流そうと温泉に向かうと市営の施設は軒並み臨時休業で叶わず、離れた温泉に飛び込んだ後、自家焙煎店でコーヒーとロールケーキでゆっくりしてから帰路へ。山、温泉、コーヒーが揃った日帰り旅はやっぱり心に効く。

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横田茂 / Shigeru Yokota
コーヒーと音楽と山歩きが好きです。整理整頓、夕食の準備が日課。フリーのウェブデザイナー。
Afterhoursではコーヒーとデザインを担当

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