納沙布岬、網走監獄、ウポポイは何を語りかけたか:北海道ドライブ2023 Day7最終日

納沙布岬、網走監獄、ウポポイは何を語りかけたか:北海道ドライブ2023 Day7最終日

7日目。北海道最終日。
昨夜から今朝までこの旅で初めてホテルでゆっくり過ごした。朝も余裕がある。というか、自分一人のペースで動けないので、強制的にゆっくりになる。そもそも多動なのでこういう状況じゃないとゆっくりできないから良しだ。
9時には出発の準備が整ってしまった。荷物を詰めて、乗り込み、登別へ向けて出発。230号を洞爺湖をかすめて南下する。洞爺湖はあまり見えない。道央自動車道に乗り室蘭を過ぎた頃から霧が立ち込め、登別東ICを降りると真っ白の中、巨大な鬼がお出迎えである。登別は鬼がメインキャラクターらしくその後も至る所に鬼に会う。フォグランプの操作は昨日確認したので安心だけど、それにしても白過ぎないか。

登別

登別の地獄谷

登別の地獄谷

登別の地獄谷

登別の地獄谷

登別の地獄谷

地獄谷とはよく言ったもので、この景色を初めて見たら「まじかよ、地獄かよ!?」となるだろうな。地獄は一度も見たことない。
地獄谷の周辺にも散策路が伸びていたが、霧は晴れたが雨が降っていて蒸し暑いので、われわれは一番ライトなコースで満足した。旅検定があるならわれわれ一行は8級くらいだろう。これまでの人生、旅する時間もお金も心の余裕がなかった。じゃあ今、時間も金もあるかというとない。あるのはもう残り時間が少ないという焦り。追い詰められるとやるタイプだ。

ウポポイ

ウポポイ

小雨降る蒸し暑い地獄をあとにウポポイ(民族共生象徴空間)へ。
唐突に旅のまとめをしてしまうと、今回の旅も北海道ならではの景色を各所で堪能した。空、風、草木、川、海、山、クマ。クルマで軽快に駆け抜ける気持ち良さもあったが、じっとただ座って静かに景色に同化する楽しみ方もできた。それでもこの旅で心に残るのは「納沙布岬」「網走監獄」「ウポポイ」の三つ。この三つは丁寧に北海道の歴史を語りかける。ぜひ立ち寄ることをオススメしたい。
カフェでオハウ、ひんなひんな。

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苫小牧港 さんふらわあ

苫小牧港 さんふらわあ

さんふらわあ

さんふらわあ

さんふらわあ

今日で北海道ともさよならだ。別班を新千歳空港へ送り、われわれは苫小牧港を目指す。明日の昼食などを仕入れに途中のローソンによると、札幌で長い行列ゆえに諦めた「らーめん信玄」のカップ麺を発見して盛り上がる。サカナクション小僧の無念もこれで少しは晴れるだろう。
出航時間を1時間間違えてて乗り遅れるところだったが、ギリセーフ。今度は真っ直ぐ駐車できたので下船の際の心配もない。万感の思いを込めてさんふらわあは大洗を目指して出航した。今度はもう少しゆっくりと楽しみたいから、無期限のパスポートを手に入れよう。

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横田茂 / Shigeru Yokota
コーヒーと音楽と山歩きが好きです。整理整頓、夕食の準備が日課。フリーのウェブデザイナー。
Afterhoursではコーヒーとデザインを担当

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