鬼を探しに木曽駒ヶ岳へ
6年ぶり2回目の木曽駒ヶ岳を歩いてきました。
八丁坂では肺と心臓が同時に爆発するかと思うほどのキツさ。
前回は慣れないアイゼンで登ったので、ツラいよりも「怖い」に気を取られて急登に気が付かなかったのでしょうか。
そう前回、2018年6月。
アイゼンを装着して八丁坂を登りきると、広がる晴天。
とは言え冷たい風が吹く中をそれなりの装備で歩く我々の目に
宝剣岳の山頂に半裸、短パン、スニーカーの男性が仁王立ちしている姿が。
あれは登山の鬼なのか。
(こちらのページの7枚目の写真でその勇姿を確認していただきたい)
八丁坂を登り切った者だけが見る幻だったのかを確かめるべく、再訪したした訳ですが
人気の山だけあってお盆明けの平日でも登山道は多くの人で溢れており、再度鬼を見ることは叶わずでした。
鬼も隠れるほどの人混みを避け、頂上山荘からは直登せずに東へトラバースし、
山頂までのゆるい稜線をゆっくりと静かに楽しみました。
このコース、おすすめです。