コーヒーミルの選び方「Melitta VARIO-E」レポート

Melitta VARIO-E

コーヒー教室では「どのミルがいいですか?」という質問を多くいただきました。
電動では下は2000円代から選べますので、確かに選ぶのが難しい。

自宅で12年使い続けたデロンギ「コーン式」コーヒーグラインダーKG-100が動かなくなって半年、比較検討して「Melitta VARIO-E」を購入しました。自宅用です。


重視したポイント


KG-100で満足できなかった点は粗挽きができないことでした。
そもそもエスプレッソ用ミルなので当然です。常にもっとも粗い設定で使用していましたので、挽き目による味の違いを確かめることができませんでした。動作音や挽きムラは価格相応かと納得していました。
重視した点は下記(上から優先度高)です。

・中粗挽きができる
同様に挽きムラが少ないことも重視しました。ムラについてはAmazonのレビューを参考にしました。
・価格
20000円以下/自宅では普通の方と同じ感覚でコーヒーに接したいので「一般的なコーヒー好き」の方が買えるラインがこの位かと考えました。
・できるだけ馴染みのないもの
長く使われていたり、多くの人に使われているやはり製品は安心ですが、使っていて自分なりの発見が多い方楽しいので。

比較していくとKG-100の後継機KG364J、ナイスカットミルも検討しましたが、新しい発見がありそうということでMelitta VARIO-Eを購入しました。

Melitta VARIO-E 14,944円
DeLonghi コーン式 コーヒーグラインダー KG364J 10,072円
Kalita ナイスカットミル (ブラック) 19,342円
*2015.11.29現在 amazon.co.jpでの価格


挽き目サンプル


Melitta VARIO-E

挽き目はホッパーを回して設定します。メモリは2ずつ、写真は27を指しています。

挽き目サンプル

40段階から選べます。
左が極細の1。パウダーです。
中が20。
右が40。
ドリップですと20〜30の範囲かと思います。Afterhoursブレンドは27(写真下)で挽くのが良さそうです。


Melitta VARIO-E

意外に悩まされる粉の飛び散り

Melitta VARIO-E KG-100はそれなりに粉が周囲に飛び散ります。家庭で使用していると気になっていましたが、これはVARIO-Eも同様です。また、動作音はVARIO-Eの方が大きい印象です。家族が寝静まった夜中にキッチンのドアを閉じるとはいえ、躊躇する大きさなので夜中はポーレックスで手で挽こうかと思っています。見た目はボディーが黒一色なので大きさの割にはキッチンでも目立たないのはプラスです。


挽き幅が広く、コーヒーより楽しみたい方にはおすすめ


使い始めて数日ですので第一印象という感じにはなりますが概ね良好です。
同じ豆を挽き方を変えて味の変化を研究したい、豆ごとに挽き方を変えて楽しみたいなど自宅でドリップする方、積極的に味の世界を楽しみたい方にはおすすめできます。また、現在3000円代の挽き目が調整できないミルで物足りない方の買い替えにも良いと思います。一ヶ月に400g(だいたい毎日一杯)以上ドリップしているというご家庭でしたら、このクラス以上のミルがあるとコーヒーがより楽しくなるのではないでしょうか。ちなみにこのクラス以上ですとフジローヤル「みるっこ」など40000円越えの領域になりますので、購入には家族会議待ったなしです。

今後、Melitta VARIO-Eを使い続けて行くうちに気がつくことがあったらここでお知らせいたします。

Melitta Japan「コーヒーグラインダー バリオ」

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横田茂 / Shigeru Yokota
コーヒーと音楽と山歩きが好きです。整理整頓、夕食の準備が日課。フリーのウェブデザイナー。
Afterhoursではコーヒーとデザインを担当

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